公開日 2018年4月18日 最終更新日 2021年9月27日
※この記事は2018年に書かれたものです。情報が古い場合があります。
シャマブンです。
いきなりですが
携帯代高くないですか?
高いと思っている人は結構いると思います。私もこの前までは端末代を含めて月8000~9000円かかっていました。
年間10万円近いですから相当な金額だと思います。しかし今の時代スマートフォンは必須ですから、高いと思いつつも契約しているわけです。
しかし、思い切って格安SIMに変えたところ月の料金が2500円になりました。
月6000円の削減ですから年間で72000円も浮くことになります。これは大きいです。
そこで、私が格安SIMに乗り換える際に疑問に思って調べたことを残しておきます。
初心者でも格安SIMへの以降が簡単に出来るはずです。
目次
1. 乗り換え手順
まずは全体像からです。ざっくり書くと次の3ステップで乗り換え完了です。
1.今の通信業者からMNP予約番号を取得
2.格安SIMを手に入れる
3.スマートフォンに格安SIMを入れて設定
これだけです。順番に見ていきましょう。
1-1. MNP予約番号を取得する
MNPとは携帯電話番号ポータビリティーのことで、簡単に言うとこの番号を新しい通信業者に届け出ることで今の電話番号をそのまま使用できるということです。
これは各携帯会社から取得できます。大体電話による自動音声ガイダンスに従えば取得できます。
また、それぞれの公式サイトでも見れますし窓口に行って乗り換えたい旨を伝えればもらえます。
引き止められるのが面倒な人は電話かサイトで取得しましょう。
注意点としては番号の有効期限は15日間なので、あまり早くもらっても意味はないです。
1-2. 格安SIMを購入する
大体はネットで買えます。おすすめは後ほど紹介します。
言ってしまえば大手であればどこも大差ないです。
1-3. 設定する
格安SIMをスマホに入れて設定します。設定方法は各社がわかりやすく解説してくれていますし、検索すれば載っていますので困ることはないでしょう。
流れとしてはこんな感じです。やることは簡単ですね。
ここからは私が疑問に思ったことについて書いていきます。
2. 格安SIMってなに?
そもそもSIMカードってなんでしょうか。
SIMカードとは、携帯の中に入れて使うユーザー固有のIDが記録されているカードです。これを入れることで電話が出来たり携帯回線につなげることが出来ます。
ドコモやau、ソフトバンクよりも利用料金が安い会社が発行しているSIMカードのことを格安SIMと呼んでいます。
SIMカードのサイズは標準・micro・nanoと3種類あり、スマートフォンによって決まっています。microサイズが一番使われているようですが、iPhone5以降のiPhoneはnanoサイズとなっています。
自分の持っている端末が対応しているサイズを調べておきましょう。
3. SIMフリーってなに?
大体の携帯端末は販売されている携帯会社のSIMしか使うことが出来ないようになっています。
例えばドコモで購入したスマホにauのSIMを入れても使うことが出来ないなどですね。
これに対してSIMフリーの端末ではどのSIMを入れても使うことが出来るようになっています。
Appleから直接買ったiPhoneはSIMフリーです。
4. MVNOってなに?
MVNOとは仮想移動体通信業者のことで、ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリア以外の通信業者を指します。
MVNOは3大キャリアから通信回線を借りてサービスを提供しています。
余談ですが最近では楽天が携帯事業に参入することを発表し、第4の携帯キャリアとなります。ユーザーは価格破壊を起こしてくれることを期待しています。
楽天が安い値段でサービスを展開すれば他の3キャリアもユーザーを奪われないために値段を下げることが予想できるからですね。
ただ、ソフトバンクが参入したときも同じように期待されましたが結果は今のとおりです。
5. なんで安いの?
MVNOは通信回線を借りてサービスを提供しているので、基地局を整備したりするためのコストがかかりません。
また、ネットでの販売をメインとしているので営業コストも抑えることが出来ています。
店舗もあまり持ってはいないので、窓口対応などの人件費がかからないことも大きくコスト削減に寄与しています。
6. おすすめは?
色々なMVNOを検討しましたが最終的に私が悩んだのは以下の3社でした。
6-1. mineo
mineoの良いところはフリータンクという、もしもデータ容量が無くなっても毎月1Gは無料でタンクから補充出来るサービスがあるところです。
もちろん逆に余ったデータ容量をタンクに寄付することも出来ます。助け合いですね。
余った分は翌月に繰越こともできます。
ドコモ回線かau回線かを選べるのも魅力です。
ドコモの方が繋がるエリアが広いとか言うのは過去の話ですかね?
また、最低利用期間と解約金がないので気軽に試すことが出来ます。
公式サイトはこちら→mineo
6-2. LINE MOBILE
LINE MOBILEはTwitterやLINE、Instagramの通信を高速通信としてカウントしないプランが魅力です。
LINE MUSICもカウントしないのがヘビーユーザーには嬉しいですね。
また、LINE MOBILEユーザー同士ならデータ容量を分け合うことが出来ます。
公式サイトはこちら→LINE MOBILE
6-3. DMM mobile
※DMMモバイルは事業を楽天へ売却し、現在は新規受付を行っていません。
DMM mobileは業界最安値を宣言して有言実行しています。
今後更に安い業者が参入してきてもさらに下げることも予想されます。
今まではそうやって最安水準を守ってきました。
さらにデータ容量の選択肢が多いので、自分にあったプランが必ず見つかります。
6Gじゃ少ないけど10Gじゃ多い…なんていう悩みもDMMなら解決です。
月額250円で使える「SNSフリー」も魅力です。
LINEモバイルと同じく各種SNSの利用についてはデータ容量を消費しません。
もちろん通信容量の翌月繰越もあります。今なら新規契約手数料無料キャンペーンもやっているんですね。すごいです。
公式サイトはこちら→DMMモバイル
以上の3社ならばどれを選んでも外れはないです。私はmineoを利用しています。
7. デメリットは?
一方で、格安SIMのデメリットは何なのでしょうか。
7-1. 手間がかかる
強いて言えばやはり手間がかかることでしょうか。
3大キャリアであればショップにお任せ出来ていたところを自分でやらなければなりません。
逆に言えばその手間にお金を払っていたと言えるでしょう。
果たしてその手間に見合った金額を払っていたのでしょうか?
私はそうは思いません。ちょっと調べるだけで年7万円も浮くのですから。
7-2. 通信速度
通信速度が遅いと言われることもありますが私はそこまで遅いと感じません。
ただ、多くの方が接続すると思われる平日の昼間は確かに遅いです。
回線を借りているのですからこれは仕方ないです。
自分は昼間の遅さと引き換えに年7万円得ているのだと割り切りましょう。
どのくらい遅いかと言えば、動画は厳しいです。画像の読み込みも時間がかかります。
一方でTwitterに投稿するだとか文字だけのツイートを読み込むだとか、LINEでやり取りするなどは全く問題ありません。
通信速度についてはユーザーが増えるに伴って改善傾向だそうですので、期待しましょう。
7-3. キャリアメールが使えない
キャリアを解約しますから仕方ないです。
yahooメールやGmailがありますからそちらを利用しましょう。
キャリアメールからの以降はかなり手間ですね。
7-4. 通話料金が高い
確かに高いです。大体20円/30秒が相場のようです。
これも専用アプリから電話をかければ半額だとかのサービスはありますし、今ではLINE通話やSkype通話が主です。
レストランなどお店の予約もネットで出来るところが増えています。
ガンガン電話をかけないといけないビジネスマンは、電話専用ガラケー+データ通信専用格安SIMの組み合わせにすることで安くできます。
7-5. 使える端末に制約がある
これは例えばauで買ったスマートフォンはauの回線を借りているMVNOでしか使えないというようなことです。
しかしこれはSIMロック解除という手続きをすれば開放される場合があります。
iPhoneのSIMロック解除は会社によって出来なかったりもしたのですが、最近は購入から○日以上経過してればOKなど、条件をクリアしていれば解除できます。
自分の持っている端末が利用出来るか調べてみましょう。
8. 実際に使ってみた感じは?
変えてから4ヶ月くらいですが問題なく快適に使用しています。
確かに昼は遅いですがまぁ昼休みなんて45分しかないので別になんてことないです。
それ以外の時間は前と変わらないと思います。
mineoのフリータンクは利用していません。
6Gプランで契約しているのですがあまり使っておらず、家ではwi-fiがあるのでいつも翌月に繰り越しています。
もったいないのでプランを落としてもいいかなと思っています。
9. おわりに
ずっとソフトバンクだったので変えるのが不安でしたが変えてよかったです。
ちょっとの手間を惜しんでいたがゆえに高い料金を払っていたことを考えれば、もっと早くから変えておけばよかったと思いました。
これを読んだ方が少しでも格安SIMについての不安が無くなったなら幸いです。
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