公開日 2018年6月18日 最終更新日 2021年9月25日
チャイナドレス好きのシャマブンです。
お仕事で中国の広州へ行ってきましたので、出張の中で印象に残ったことを書きたいと思います。
中国へ行く人は参考にしてみてください。
広州はそんなに悪いところじゃないよ!
目次
1. TwitterやLINEが使えない?ネット環境は工夫が必要
いきなりダメなところからで申し訳ないのですが、中国ではTwitterやLINE、Googleなどのサービスが使えません。
私はTwitterもLINEも生活から切り離せないレベルになっているので、利用できないなんて考えられません。
Googleも使えないので、GmailやGoogleカレンダーを使い倒している人は相当不便だと思います。
Google系サービスであるYouTubeも使えません。
これを簡単に回避する方法は2つあります。
1-1. レンタルWiFiの規制回避プランを利用する
海外へ行くときにレンタルWiFiを借りるタイプの人は、規制回避のプランを利用するのがいいです。
少し値段は上がりますが、自分で特別な設定をすることもなくいつも通りネットを使うことができます。
今回の出張では私もこのプランをお願いしました。おかげで快適なTwitterライフを送ることができました。
1-2. 香港simを購入して使う
香港のsimを買えば中国内で規制を受けることなくネットを利用することができます。
香港とマカオは中国のネット規制を受けないので、香港の通信会社を利用するsimを使えばいいわけですね。
simを挿して国際ローミングの設定をオンにすることで接続できます。
実際に、前回中国へ行ったときには香港simを買って行きました。
2GBで1300円ほど。安いしAmazonで買えるし日本語で説明書も着いてきました(現在は不明)。
しかも4G回線。文句なしです。データ容量を使い切ってもオンラインで追加できます。
ただ、simフリー端末は必要になります。対応端末もいろいろあるみたいです。
2. 連れて行ってもらったレストランが素敵
現地のスタッフさんにご飯に連れて行ってもらいました。店の名前はわかりませんが、ホテルの中に入っているキレイなお店でした。
こんな感じでメニューが壁一面に貼ってあって、指差して注文していました。
なんとなく料理法がわかるメニューもあれば、名前だけではさっぱりなものも。
メニューの向かい側には水槽があり、好きな魚やエビを選んで調理してもらうこともできました。
調理法を指定したわけではないので、決まったメニューがあるのかその日のおまかせなのかは不明です。
水族館みたいでテンションが上りました。
私が選んだ謎の白身魚はこんな感じで出てきました。めっちゃ美味しい!
他にも名前は忘れましたが瓜の一種を使ったスープや
鳩なんかも食べました。食べるところは少ないですね。
その他の中華料理も美味しく、ビールがすすみました。
ビールの種類も色々ありましたが、このときはずっとバドワイザーでした。うまい。
余談ですけど、中国のお店ではまず使う食器をお茶で洗うんですよね。やっぱり汚いみたいです。
初めて見たときはさっぱり意味がわかりませんでした。
3. 雨季で土砂降り!道路が冠水して帰宅難民になる
レストランに連れて行ってもらった日は豪雨に襲われ、道路が冠水してしまいました。
私が見せてもらった写真では、車の屋根がどうにか見えてるくらいの冠水っぷりでした…。
水が引くまで2時間ほどだったでしょうか。
レストランで待機していましたが、閉店時間だからと追い出されてしまいました。
水が引いても浸水した車が道路に放置され渋滞に。全くホテル方面へ行くことができなくなってしまったので、急遽別のホテルを取って泊まりました。
1泊180元(約3060円)でしたが普通にキレイなホテルでした。滞在時間は4時間ほどでしたけど笑
道路が冠水するほどの豪雨は、年に2~3回あるようです。結構あるんですね。雨季は気をつけましょう。
4. 日本料理屋も普通にあるし美味しい。
日本料理屋の三笠屋にも連れて行ってもらいました。駐在スタッフ定番のお店みたいです。
メニューも日本語だし日本のビールが飲めるし店員さんも日本語が話せました。日本人のお客さんも多かったですね。
メニューにあるのはからあげとかだし巻き卵とか、普通の居酒屋って感じですね。カツカレーとかもありましたけど。
これが日本のイメージか。
日本料理屋もどきもあるみたいなのでご注意を。
5. 広州市内は東京みたいに発展している
休みの日は広州市内へ連れていってもらいました。鳳凰城からバスで向かいます。写真は鳳凰城です。
バスのチケットです。道のりは約40キロほどでしょうか。
40分くらい乗っていたにも関わらず、値段は一律10元(約170円)です。安いですね。
日本で言う市内バスというよりは高速バスです。自由席でした。
広州凄い。めっちゃ発展してる。
高くてキレイなビルがバンバン建っています。東京並みですね。
無印良品もありました。
広州は数十年前と比べて土地の価格が暴騰したので、広州に土地を持っていた人は皆とんでもないお金持ちになったんだとか。
走ってる車も日本車やドイツ車などの高級車ばかりでしたね。
余談ですが中国では税金が高く、トヨタやBMWなどの輸入車は日本で買うのと比べて2倍以上の値段がするらしいです。
それでも走ってる車のほとんどが輸入車なので、本当にお金持ちが多いんですね。
この日はとても良い天気で気温が高いからか、水を噴霧するトラックが走っていました。おかげで少し涼しくなりました。
6. 昼食にうどん専門店へ
広州市内ではまずお昼を食べにうどん屋へ。
普通に日本語で書いてある。メニュー名が「おうどん」になってて丁寧だなって思いました。
店員さんが日本語できるうえに可愛いかったです。隣のお客さんも日本人でした。
昼から飲むビールは美味い。炎天下の中歩いているのでなおさらです。
アサヒのジョッキでしたが、1口目でここまで、2口目はここまでと、3口で飲み干せとの指示が書いてあります。無理でした。
私は鶏天カレーのおうどんをいただきました。これで1000円以上しますが、とても美味しかったです。
7. 広州にあるニセモノ時計市場へ乗り込む
ニセモノ時計市場があると聞いて連れて行ってもらいました。
地下鉄で移動したのですが、このコインが切符らしいです。Suicaのようにタッチして入場し、出るときは投入口に入れます。
発展している地域だからか、全駅ホームドア完備でした。さすがです。
ただ時計市場がある駅は少し様子が異なり、駅の地下通路には怪しい露天が並んでいました。
ビニール袋のようなものの上に商品を並べており、なんでかなと思っていると突然大慌てで商品を回収してトンズラしていく露天商人たち。
どうやら公安の見回りがあったようです。
なるほど、そのまま逃げられるようにビニールの上だったんですね。見事なトンズラっぷりでした。
さて、お目当ての時計市場は思っていたより広く、多くの店が並んでいました。写真を撮る度胸はありませんでした。
少し回ってみると、有名高級時計が並んでいます。
ROLEXやTAG HeuerにIWC、OMEGAにCartierなどなどなんでもあります。
気になるお値段ですが、ROLEXのサブマリーナ(中古で150万円くらい)のニセモノが1300元(24000円くらい)で売っていました。
ニセモノにもランクがあるみたいで、スイスムーブメントを使っていたりシリアルの刻印が入っていたりするものはランクが高くて値段も高いようです。
話を聞いていると店主が執拗にオフィスへ連れて行こうとするのが怖いです。
「オフィス シュルイ タクサン アルヨ」とか言って。
何かしら買わないと出てこれなそう。
引き止められても笑顔で「謝謝バイバイ」と言って退散すれば大丈夫です。
注意:日本国内へブランド品のコピー商品を持ち込むことは犯罪です。絶対にやめましょう。
私ももちろん買っていません。
8. まとめ・感想
少し長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただいてありがとうございました。
これからも中国はどんどん発展して、仕事や旅行で行く機会も増えると思います。問題はネット環境だけですね。
この記事を読んで、ほんの少しでも中国に行ってみたいと思ってもらえたなら嬉しい限りです。
それではまた。
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中国出張から帰ってきても元気だったフトアゴヒゲトカゲくん。
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