公開日 2018年4月21日 最終更新日 2021年9月25日
シャマブンです。
19日にタバコ大手のフィリップ・モリス・インターナショナル【PM】の第1四半期の決算発表がありました。
加熱式タバコ(IQOS)の出荷量が96億本となり、前年から51億本増と約2倍となりましたが、紙巻きタバコの出荷量は5.3%減少しました。
加熱式タバコと紙巻きタバコを合わせたトータルの出荷量は2.3%減となりました。
世界的に喫煙率が減ってきており、タバコの販売本数が減少していることを受けて株価は-15.58%と急落し、配当利回りは5%にもなりました。
また、同じくタバコ会社のアルトリア・グループ【MO】は-6.05%、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】は-4.74%と下げています。
とは言え財務状態が悪いわけでもなく、営業利益や純利益も安定していることを考えれば紙巻きタバコの出荷量が落ちたからと言って業績が悪くなるとは思えません。
タバコ事業は景気に左右されにくく、安定して収益を上げることができるビジネスです。加えてPMは今後の増配も期待できますから、配当利回りが5%のままというのも考えにくくすぐに買い戻されるんじゃないかなと思っています。
シーゲル教授の「株式投資の未来」によれば期待の低さがリターンを押し上げるそうなので、むしろチャンスとも言えそうです。
私の保有しているBTIも急落しましたが、会社の規模や事業の安定性、同じく配当利回りが5%と上昇してることを考えると売ろうなんて気はさらさら起きません。
長期投資において売ることをあまり考えなくて良い高配当大型株はこういうところが強みかなと思っています。
今回の急落を受けて買い増したい欲に駆られましたが、まだポートフォリオも完成していないのでしっかり我慢したいと思います。
これは関係ないですけど英語の決算読むのめちゃめちゃ大変ですね…。英語できる人尊敬してます。
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